こんにちは。
朝晩の冷え込みに、秋の深まりを感じる季節になりましたね。
11月のクラステーマは 「多裂筋(たれつきん)」 です。
レッスンでは「上半身の姿勢を支える多裂筋を育てて、姿勢美人になりましょう」とお声がけしています。
先月の腹横筋と、今月の多裂筋
先月は、お腹の奥にある「腹横筋」に意識を向けてきました。
胴体をぐるりと囲む、天然のコルセットのような筋肉でしたね。
そのコルセットを 背中側から支えているのが、多裂筋 です。
お腹側の腹横筋と、背中側の多裂筋。この二つがそろってはたらくことで、身体の中心が前後から安定し、天然のコルセットが完成します。
多裂筋ってどこにあるの?
多裂筋は、背骨のすぐそばの深いところにある、小さな筋肉の集まりです。
首から腰まで、背骨の骨をひとつずつ細かくつなぐように付いていて、背骨の一つひとつの位置を整え、支えてくれています。
大きな筋肉のように目立つことはありませんが、私たちが「まっすぐ立つ」「座る」「歩く」ときに、いつも陰で姿勢を保ってくれている縁の下の力持ちです。
なぜ「若見えの立役者」なの?
人の印象は、顔立ちだけでなく 姿勢 に大きく左右されます。
- 背中が丸くなる
- 首が前に出る
- 肩が内側に入る
こうした姿勢の変化は、実際の年齢以上に身体を老けた印象に見せてしまいます。
反対に、背骨がすっと伸びているだけで、立ち姿も歩く姿も若々しく、軽やかに見えるもの。
多裂筋は、デスクワークやスマホを見る時間が長いと使われにくくなります。
40代・50代は、まさにこの筋肉を意識して目覚めさせたい年代です。
おうちでできる簡単な練習
<四つ這いで手足を伸ばすポーズ>
- 四つ這いになり、手は肩の下、膝は股関節の下に置きます
- 息を吐きながら、お腹の奥(腹横筋)を軽く引き込みます
- 右手を前へ、左足を後ろへ、床と平行になるまで伸ばします
- 背中が反ったり傾いたりしないよう、3呼吸キープ
- 反対側も同じように行います
ポイントは、手足を高く上げることではなく、背骨をまっすぐ保ったまま、静かに安定させること。
グラグラするときこそ、背中の奥とお腹の奥がはたらいているサインです。
11月のクラスでは
レッスンでは、先月育てた腹横筋の感覚を土台に、背骨を一つひとつ丁寧に動かし、伸ばしていきます。
「お腹の奥」と「背中の奥」、前後から支えられる感覚が重なると、ポーズの中で身体がふっと軽く、高く伸びていくのを感じられるはずです。
姿勢が変わると、呼吸が深くなり、気持ちまで前向きになるもの。
後ろ姿にも自信の持てる私へ、一緒に背中から育てていきましょう。
11月のクラスでお会いできるのを楽しみにしています。