5月のクラステーマは「お尻の筋肉を使おう!」でした。
田舎に住む我々は運動不足による下半身の筋力不足が顕著です。
すぐ車に乗る、仕事は座っぱなし、万歩計みたら1日の歩数の少なさに驚愕するなど、
のお声をよく伺います。
また、
40代を過ぎた頃から、
「疲れやすくなった」
「姿勢が崩れてきた」
「尿もれが気になる」
そんな変化を感じる方も多いのではないでしょうか。
更年期世代は、女性ホルモンの変化によって筋力が低下しやすく、特に“骨盤まわり”の支える力が弱くなりやすい時期です。
その中でも大切なのが、
「骨盤底筋群」と「お尻の筋肉(臀筋群)」。
実はこの2つは深くつながっていて、姿勢や体の安定に大きく関わっています。
今回は、ヨガの視点も交えながら、お尻と骨盤底筋群の関係についてお話しします。
骨盤底筋群とは?
骨盤底筋群とは、骨盤の底にハンモックのようについている筋肉の集まりです。
膀胱・子宮・直腸などの内臓を支え、排尿・排便のコントロール、姿勢の安定にも関わっています。
しかし、更年期以降は筋力が低下しやすく、
・尿もれ
・ぽっこりお腹
・姿勢の崩れ
・疲れやすさ
などにつながることもあります。
骨盤底筋群は普段あまり意識しづらい筋肉ですが、日常動作や呼吸、姿勢と密接に関係しています。
お尻の筋肉について
お尻には、大臀筋・中臀筋・小臀筋など、複数の筋肉があります。
特に大臀筋は、体の中でも大きな筋肉のひとつで、立つ・歩く・階段を上るなど、日常動作を支える大切な役割をしています。
また、お尻の筋肉は骨盤を安定させる役割もあり、弱くなると骨盤が不安定になりやすくなります。
すると、腰や膝への負担が増えたり、姿勢が崩れたりする原因にもなります。
40代以降は、座る時間が長くなったり、運動量が減ることで、お尻の筋肉を使う機会が少なくなりがちです。
だからこそ、意識的に“お尻を使う”ことがとても大切になります。
骨盤底筋群とお尻のつながりについて
骨盤底筋群とお尻の筋肉は、筋膜や靭帯などの結合組織を通してつながっています。
さらに、体は単独の筋肉だけで動いているわけではなく、複数の筋肉が連動しながら支え合っています。
例えば、立ち上がる・歩く・片脚で立つなどの動きでは、お尻の筋肉が働くことで骨盤が安定し、それに合わせて骨盤底筋群も自然と働きやすくなります。
つまり、お尻の筋肉を鍛えることは、骨盤底筋群をサポートすることにもつながるのです。
お尻の筋肉が働くと、骨盤底筋群がサポートされる
ヨガでは、「姿勢を支える力」を大切にしています。
例えば、橋のポーズやバッタのポーズなどでお尻を使うと、骨盤が安定しやすくなり、体幹も自然に働きやすくなります。
また、お尻の筋肉が使えるようになると、
・骨盤が安定する
・姿勢が整う
・歩きやすくなる
・疲れにくくなる
など、日常生活にも良い変化が現れてきます。
特に更年期世代は、「強く鍛える」よりも、
“正しく使えるようになる”ことがとても大切です。
ヨガで呼吸をしながら丁寧に動くことで、体の深い部分の筋肉にもやさしくアプローチすることができます。
まとめ
骨盤底筋群とお尻の筋肉は、体を支える“土台”のような存在です。
お尻の筋肉がしっかり働くことで、骨盤が安定し、骨盤底筋群もサポートされやすくなります。
その結果、姿勢改善や疲れにくい体づくりにもつながっていきます。
更年期世代は、体の変化を感じやすい時期だからこそ、無理に頑張るのではなく、自分の体をやさしく整えていくことが大切です。
ヨガを通して、お尻や骨盤まわりを丁寧に使いながら、“支えられる体”を一緒に育てていきましょう。