ご参加ありがとうございました!森のヨガ教室2024

森のヨガ教室をご愛顧いただきありがとうございました。

黒滝村の森の中 ポツンと佇むこの場所に
遠くから 近くから 
お集まりいただきました。

本当にありがとうございました!

ストーリーズにも書きましたが
始まりは 唐突に
兄弟間の話の中で
私が「森の中でヨガをしたい」と見せた一枚の写真。

兄は「ええやん」と二つ返事で
その後いくつかの候補地を見に行きました。

・視界に人工物が見えない場所
・トイレや駐車エリアが近くにあること

この条件の中で当てはまったのがここでした。

木漏れ日が美しく、緑の絨毯もあり
なんといっても川のせせらぎが聞こえる。

それはもう最高なロケーション。

そこにたくさんの方のご協力をいただき
この場所の間伐材を利用して足場を組み
ヨガのステージが出来上がりました。

1番最初の日は忘れもしない
夏の暑い日に ヨガ終わりに激しい夕立。
帰り道は 前が見えないほどの大雨に遭いましたね。

2年目から増席して10名様のお席が出来て
たくさんの方にこの場所を
知っていただけるようになりました。

3年目はマスク生活の中
自然の中で深呼吸をテーマに貴重な場所となり

そこからは、毎年この森ヨガを楽しみに
足を運んでくださる方 何度もリピートしてくださる方
ご家族やお友達を連れてお越しくださる方
こんな場所があるんだと 何時間もかけてお越しくださる方 本当にたくさんの方にご縁をいただきました。

そんな大事な場所も
森に還すときが、やってきました。

吉野の林業の特徴は密植といって、1m感覚で植林しています。植栽本数は、全国平均の2.5倍。間伐を繰り返すことで木質の良さ、年輪の細かさ、丈夫な木と丈夫な土壌を育んでいきます。その分管理の手間を他の地域に比べて2.5倍なのに林業の担い手は減少し衰退していくばかり。

森ヨガをするメッセージとして
この自然のサイクルを 森を大事にすることは
水も大事にすること そして地域を守ること、
地球を守ることに繋がること

1人でも多くの人に知ってもらうことが
私たちのテーマでした。

それはまだ継続していく必要があるとして。

その大事な間伐のサイクルが
このエリアにも必要なときです。

最初に発案したころから決めていた
5年間限定の森ヨガでした。

今年は一度も雨に降られることもなく
最終回の日は、この場所に初めて鹿🦌も現れて。

皆さんを見送った後、ただ最後に感じたことは
何事もなく無事に開催できた安堵感。

自然の営みの中に ただ抱かれて
五感で自然を感じ わたし=あなた 
すべて同じもので出来ている感覚を
味わえたひとときでした。

足を運んでくれた皆さん
想いを寄せてくださったみなさん
設営してくださったみなさん
森を貸してくださった豊永林業さん@houei_forestry
サポートしてくれた家族

本当にありがとうございました。
これで終わりではなく、またきっと逢えるはず。

そんな日を夢見ながら 
楽しみに待ちたいと思います。

ありがとうございました。

結風 風谷雅子

https://www.instagram.com/reel/DBQeqJlJDpe/?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

2024年10月のスケジュール

もうすぐ秋分の日。昼と夜の比率が同じになる日がやってくるというのに、昼間の太陽が強すぎて焦げそうですね。
いつになったら涼しくなるんだよ〜><!と嘆きながらも、土手には彼岸花が咲き始めていたりと、季節はしっかり巡っている様子。

とはいえ、今年の夏は太陽の力が強すぎて、「夏バテ」を通り越してずっとバテている方もいるのかも。
アーユルヴェーダでは、太陽の力が強くなっている頃を「奪われる季節」と言い、体力のみならず油分や水分が失われていきます。

意識して取りたいのが「油分」ですが、私たち日本人は「油分」をとるというと「太りそう」とかこの暑い時期に「ベタベタ」するというイメージを抱きがちですが、油分は潤滑油であり、水分を抱き止めて乾燥を防ぐ力があります。油分が減ると、膝がポキポキと音がしたり、肌や髪がガサガサに乾燥したり、便秘になったり、なんだか心も虚しさを感じたりと風が吹き荒ぶような感覚を抱くことがあります。

それが、「夏の終わりの寂しさ」だったり「秋はおセンチな気分」になったり、体の各所に痛みを感じさせたりするのです。

油分を外用として塗ることもとてもおすすめですし、内服することも非常におすすめします。
揚げ物や炒め物をたくさん取ろうというのでなく、純質なオイルを摂取することが勧められます。

代表的なオイルは「ギー」

ギーとは、無縁バターを精製したものでアメリカのTIME誌で「世界で最も健康によい食品50」に選ばれたことのあるアーユルヴェーダの代表的なオイルです。体と心をクールダウン性質を持ち、滋養を与えてくれる魔法のオイル。
純質なものなので、そのまま取ることが一番のおすすめですが、牛乳に加えたり、スープやお味噌汁にスプーン1杯垂らすのが摂取しやすくておすすめ。

他にも、ココナッツオイルも今の時期に取りたいオイルでおすすめですね。
油分だったらなんでもよいわけではないので、もしよかったらお気軽にお声がけ下さい。ご説明しますね。

・空き状況はInstagramのストーリーズハイライトをご覧ください。

・どのクラスも新規の方もご予約可能ですので、お問い合わせください。

・森のヨガ教室は、開催日程すべて満席となっております。

・プライベートレッスンは現在満席となっております。

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料金⇩

・グループレッスン

1回         ¥2,500

5回券(¥2,200/回) ¥11,000

・プライベートレッスン

90分コース              ¥7,000

(60分ヨガ+カウンセリング+お茶) 

120分コース               ¥10,000

(60分ヨガ+ハーブボールケア30分+カウンセリング+お茶)  

・内容はオーダーメイド、アーユルヴェーダの体質診断からその時必要なヨガの練習と健康相談、食養生も含めたカウンセリングをしています。

・プライベートレッスンは基本平日での受付となります。

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<日曜日> 8:00~9:00 

オンラインクラス

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<火・日曜日> 10:00~11:15 

五條市野原西2-12-24    結風スタジオ

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<金曜日> 9:10~10:20  /  10:35~11:45

橿原市曽我町1212  曽我川緑地体育館スポーツスタジオ

or

橿原市曽我町1281−18 真菅地区公民館

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森のヨガ教室

現在開催予定日時すべて満席となっております。

詳細→ https://www.yuikaze.com/moriyoga2024/

9月、10月のクラステーマ「バランス」

季節の変わり目である秋。心地のよい風が吹く時もあれば、台風のような暴風が吹く時もある。
人生でも、紆余曲折がある中でも自分の足で踏ん張る力強さと精神性を育むようにバランスのポーズを練習していきましょう。

「今ここ」に集中し、揺れ動く心と体の波に乗るように自分のいい塩梅をみつけていけますように。

オンラインクラス <参加者募集中>

【zoom】 毎週日曜日 8:00-9:00

開催場所:結風おうちヨガ by zoom

内容:体の仕組みを理解して行うベーシックヨガ

序盤に解剖学や体の生理機能を資料を共有しながらのミニ講座を最初に行い、意識する筋肉、動かし方などポイントを説明します。
ご自宅でも安全に練習していただけるように、呼吸と動きを連動したり、アーサナ(ポーズ)をホールドして自分を感じることを優先したり無理をすることなく、画面上で講師が確認しながら一つずつ丁寧に練習を行います。

ストレス軽減&不眠症対策のオイルケア

晩夏〜秋はオイルケアをしよう!

朝晩は涼しい風が吹くようになり、夏の終わりを感じるようになりました。
季節はだんだんと秋に向かって進んでいます。

この夏が終わり秋へと向かうこの時期は
1年の季節の変わり目(リトゥサンディ)の中でも
台風や気温、気圧の変化がダイナミックなのが特徴。

この時期体調を崩している方も多いのではないでしょうか?

夏の強い太陽の日差しで体は乾きがちな上に
秋の乾燥した風が吹き始めました。
VATA(空+風)🌀のエネルギーが蓄積しているので
晩夏〜秋にかけての外環境の変化は更なるVATAの悪化を引き起こしやすくなります。

さらに夏の暑さや晩夏の長雨による酸性の増加によって
PITTA(火)🔥のエネルギーも蓄積しがちなので
胃の中の消化力も不安定になります。

よって、VATAもPITTAも乱れるが故に、起こりやすい症状が
🌀めまい、不眠症、身体の痛み、首肩や腰の痛み、ガス、便秘、耳の不調
🔥発疹、目の充血、お腹がゆるい、消化不良、手足の熱さ

など。

(共通してることに「頭痛」もあります。
VATA性の頭痛、PITTA性の頭痛で特徴や対処法が違うのでそれはまた後日。)

この晩夏〜秋にかけて心地よく過ごすためのポイントは「潤い」と「鎮静」

心も身体も満たすのは「オイルケア」🍯
潤すのは水分では?いいえ、化粧水だけでは肌が乾燥するのと同様に水分を保持するには「油分」が必要です。
でもオイルだとベタベタする?と思われるかもですが、こう時期こそオイルケアがとても大切。
水分を摂るだけではなく、留めておくことで潤いが持続されます。

少し肌寒かったり、そわそわ落ち着かない場合はセサミ油がおすすめ。
体が熱くて、クールダウンしたいときは、ココナッツオイル。
入力前に、オイルを手に取って耳や頭、足の裏をマッサージするだけでも随分違います。

私のおすすめは「シローピチュ」
オイルを浸したコットンを頭頂部において油剤を浸透させる方法です。
オイル湿布+サランラップ+ターバン又はマスクでホールドしてね。

オイルが頭皮に浸透し、神経を落ち着かせてくれたり、首や肩の凝りも目の充血もスッと引いていくから不思議なんですよね〜。
緩めてくれるからグッとよく眠れますよ〜!

ヨガとアーユルヴェーダの関係性

ヨガとアーユルヴェーダはどんな関係?

以前、クラスの冒頭に説明しようとして迷走した話をまとめてみます。

1、互いにヴェーダ哲学を起源とし、ヨガとアーユルヴェーダは「姉妹科学」です。
  
2、身体、精神、魂の3つの結合体が生命とするが、取り扱う部門が違う。
ヨガは主に「心(精神)や意識(魂)のレベルにアプローチ」するもの
アーユルヴェーダは主に「肉体(身体)にアプローチ」するもの

アーユルヴェーダは目に見える「体」を取扱うのに対し、ヨーガは目に見えない「心」を取扱うので、アーユルヴェーダの学校ではまず「体のこと(内科、外科、耳鼻科等)」を学んだあと、最後の方で「心のこと(精神科やヨーガ、等)」を学びます。

目に見える「肉体」にアプローチしていくアーユルヴェーダは、ヨーガよりも大衆的なものであり人々の生活に馴染みながら浸透してきました。

アーユルヴェーダでは健康な体を作るため、食事やライフスタイル、季節や時間、年齢ごとの過ごし方など、暮らしに根付いた日々の摂生法、健康法を学び長寿へと導きます。

一方、本来のヨーガでは心の平安に導くために、ポーズ、呼吸法、瞑想法などの手段を使って、心(考え)を整え、本当の幸せとは何かに気づく練習をしていきます。

しかし、一般の人がいきなり瞑想をするのは敷居が高いので、近年では体操のヨーガ、アーサナヨーガと呼ばれるポーズメインのヨーガが主流になりました。
その為ヨーガは「体にアプローチ」するものと思う方が多いのですが、実際は異なります。

アーユルヴェーダが「身体」、ヨーガが「心・魂」をバランスさせるので、ヨガとアーユルヴェーダはまるで自転車の両輪のように、お互いに影響し合ってバランスをとりながら人生を進んでいきます。

私は、ヨーガを学んだ後アーユルヴェーダの世界に入りましたが、最初ヨーガの哲学は雲の上のものを掴む感じで「は?」と理解が進みませんでした。

だけど、今はアーユルヴェーダを学び、まずは「肉体」から整えて、健康な心身の上で「精神面」を扱うヨーガの話を聞くと理解が深まります。

人間五層説にもありますが、まずは粗雑なものから徐々に繊細なものを取り扱うのが基本だとアーユルヴェーダが教えてくれましたね。

結論は、ヨーガとアーユルヴェーダは姉妹科学、
だけど取り扱う部門が違うです。

とにかく、まずは健康な肉体を手に入れよう!

その為に「食事と規則正しい生活、睡眠」が何より大切。
余裕が出来てきたら、散歩から始めて、ヨーガしよう!

必要な人が学べばよいと思っているけど、ヨーガの哲学を学んでいくと、生きやすくなるのは事実です☺️