「最近、歩くのが遅くなった気がする」「姿勢が悪くなった」「下腹がぽっこりしてきた…」
そんな変化を感じることはありませんか?
年齢を重ねると筋力は少しずつ低下しますが、その中でも特に衰えやすいのが**腸腰筋(ちょうようきん)**です。
腸腰筋は姿勢や歩行を支える大切なインナーマッスルで、毎日の生活に欠かせない筋肉です。
今回は、7月のクラステーマ「腸腰筋」の働きや姿勢との関係についてご紹介します。
腸腰筋について
腸腰筋とは、「大腰筋」「腸骨筋」「小腰筋(ない人もいます)」の総称で、背骨や骨盤から太ももの骨につながる筋肉です。
脚を持ち上げる、階段を上る、歩く、立ち上がるといった動作で働き、上半身と下半身をスムーズにつなぐ役割を担っています。
また、身体の表面ではなく深いところにあるため「インナーマッスル」と呼ばれ、骨盤や背骨を支え、姿勢を安定させる重要な役割も果たしています。
デスクワークや車での移動など、座る時間が長い現代では縮こまりやすく、使われにくくなる筋肉のひとつです。
腸腰筋の衰えチェック
次の項目に当てはまるものはありませんか?
- 歩くスピードが遅くなった
- 何もないところでつまずくことがある
- 猫背になりやすい
- 腰痛が気になる
- 下腹がぽっこりしてきた
3つ以上当てはまる場合は、腸腰筋が十分に働いていない可能性があります。
腸腰筋は年齢とともに衰えやすい筋肉ですが、ヨガでやさしく動かし続けることで、少しずつ本来の働きを取り戻していくことができます。
腸腰筋と体幹の安定について
腸腰筋は脚を動かす筋肉というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。
背骨と骨盤を内側から支えることで、体幹を安定させる大切な役割があります。
腸腰筋がしっかり働くと骨盤が自然と起き上がり、背筋も伸びやすくなるため、美しい姿勢を保ちやすくなります。
反対に、腸腰筋が弱くなると骨盤が後ろへ傾きやすくなり、猫背や反り腰、腰への負担につながることもあります。
ヨガでは、低いランジや舟のポーズ、片脚バランスなどを通して腸腰筋をやさしく刺激しながら、体幹との連動を育てていきます。
筋力をつけるだけでなく、「正しく使える身体」を目指すことが、姿勢改善への近道です。
まとめ
腸腰筋は、歩く・立つ・姿勢を保つために欠かせないインナーマッスルです。
年齢を重ねると意識しないまま衰えやすい筋肉ですが、日々のヨガで少しずつ動かしていくことで、姿勢改善や腰痛予防、歩きやすさにもつながっていきます。
大切なのは、一度に頑張ることではなく、毎日の積み重ねです。
結風では、その月ごとに身体の一つの部位にフォーカスしながら、「知る・感じる・育てる」を大切にレッスンを行っています。
来月は、上半身と下半身を繋ぐ大きな筋肉「広背筋」をテーマにクラスを構成しています。
肩こりや腰痛などの改善に繋げていきましょう。